プロフィール
初めまして、このサイトの運営管理をしているリョウと言います。
最初に申し上げておきますと、私は保険の業務に携わったことはおろか、保険に関する資格(FPなど)も持っていません。
そんな人間の作ったサイトの信憑性は疑わしいものがあるのは承知しています。
サイトを作ろうと思った経緯
では何故私が保険に関するサイトを作ろうと思ったのか?
私自身もこのサイトを作る前までは、保険に関する勉強なんかしていませんから無駄な保険をいくつも契約していました。
ですが自分なりに勉強して保険についての知識がついてくると、途端に不要なものに思えてきました。
それはあなたと同じ「消費者」としての目線から「保険」という商品をしっかりと理解すれば冷静に判断できると思ったからです。
同じ目線だから分かること
保険業務に携わる人間(代理店の元社員やFPなど)がサイトを作ると、どうしてもそのサイトには「偏り」が出てしまいます。
専門家やその道で長年仕事をしてきた方の意見は確かに説得力がある一方で、その経験や成功体験から視野が狭くなってしまいがちです。
まさに「分からないと言ってる人間の言ってることが分からない」状態のことです。
保険について少し調べてみれば分かると思うのですが、世の中には「保険は必要」という意見と「保険は必要ない」と言う意見がほとんど半分に分かれています。
保険代理店の人間やそこから手数料をもらっているFPなどは「保険は必要」と当然言います。自分たちの利益になりますから。
反対に、「1時間あたりいくら」という相談料のみで活動しているFPなどは「保険は必要ない」とおっしゃる方も多いようです。
果たしてどちらが正解なのでしょうか?
保険について
また別の話で、日本は世界有数の保険大国と言われています。
何故なら、国民の約90%が何らかの民間の保険を契約しており、さらに日本の保険の種類は特約なども合わせると4000種類ほどあると言われています。
そんな大量の商品の中から、自分に合った商品を見つけるのは至難の業です。
賢い人間にも理解できない保険のシステム
行動経済学でノーベル賞を取ったリチャード・セイラーによると著者が教鞭を取る大学で非常に優秀な学生に保険のようなとある医療システムを、自分に最適な答えになるように選ばせた際にも、正解にたどり着けた学生の数は「0」でした。
日本で例えて分かりやすく言うと、東大の成績上位10人の学生を集めても正解が出ないものを、普通の人間が選ぶことが果たしてできるのでしょうか?
保険の料金などは保険数理という専門の人間が様々な情報を元に作成しており、その内容は非常に複雑に作られています。
そうするとどうなるかというと「不安で保険は契約したい」「けど内容は分からない」という状態になります。
人間の心理を応用した巧妙な販売手口
人間の心理とは不安定なものなので、少しでも不安や恐怖を感じると、極端に思考能力や判断能力が落ちてしまいます。
そこに保険の営業が「もし何かあってからでは遅いですよ!」と言って保険の契約を迫り、不安に感じているから契約してしまう。
これが保険を契約する時のパターンです。
決して誇張して表現しているわけではありません。単なる事実を言ってるだけです。
あなたも保険の契約をした時には今言ったような状況で契約しているはずです。よく思い返してみてください。
多くの方が不満を感じている現状
それを裏付けるようにライフネット生命の情報で「保険の内容をどの程度理解していますか?」というアンケートに8割の方が「不安を感じている」と回答したそうです。
また契約している保険に不満を持っている方は7割にもなるそうです。
このことから分かるように保険を契約したはいいものの、その中身はわかっておらず、安心のために保険の契約をしたはずなのに余計に不安の要素が増えてしまっているのです。
ですがどれだけの専門家に相談しようと、世の中にある全ての保険の知識を得られたとしても、あなたのお金を守れるのはあなただけです。
最後に
最初にお話したように私は保険の専門家ではありません。ですが冷静に情報を取捨選択すればここまで書いてきたような知識を身につけることができます。
このサイトは複雑でわかりにくい保険について、私が一消費者の視点から、書籍やネットの情報など様々な保険に関する内容を冷静に分析してまとめたサイトになります。